本職こぼれはなし(003)

本職こぼれはなし(002)の補足である。

今年も、保育所健診の日々がやってきた。年長児(5-6才クラス)は、今回で健診がさいごの機会となる。そこで、なにかちょっとした企画をすることにしている。やや「セクハラ」気味だが「チュー」しようか、「ハグ」しようか、と提案しても、なかなか園児の賛同が得られない。そこで、この数年来、「自分の心臓の音を聞いてみようか?」というと、診察に使っていた聴診器を自分の耳にかけたがる。子どもの手をとり、心臓の上に当ててあげる。「聞こえたかな?」「ウン、ウン」そうだ、自分の「心(こころ)」を聴いてるんだ。もし、将来、この中から、医師になる子が出てきたら、そういうお医者さんになるんだよ」と、そっと願ってみる。
健診の診察表に、保護者の質問コーナーがある。そこに「将来、医師になるためには、今何をすればいいですか?」と書かれた方がおられた。「うーーん、困った、強いて言えば、仲間とうんと遊ぶことかな?」、こんな答えでよかったかな?
あと何回、こんな毎日が過ごせるだろうか?
写真は、ある日の保育所健診での年長さんの勢ぞろい。(一部加工した)と病児保育室での「聴診実習」の様子。

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