こんなご時世だから(62)


 午前中、新婦人の主催で「広島の高校生が描いた原爆の絵展」があったので、市立公民館へ足を運んだ。
 広島では、亡母の従兄弟が、広島文理大学に在学中で、被爆し、亡くなった。小さい頃、母からその想い出を聞かされたことが、かすかに覚えている。
 原爆の記憶も薄れてゆく現在、その体験を高校生に伝えた被爆体験者や後の世に繋ぎ止めようとの思いで、人々の心を揺すぶるように絵筆をとった広島の高校生に大いに敬意を表したい。

画像は、その絵画展のビラより。