日本人と漢詩(139)

◎ 私とテレサ・テン、詩経、古詩

Shījìng Guó fēng Zhōu nán Táoyāo
『诗 経』 国 风 ・ 周 南 桃 夭

Táo zhī yāoyāo zhuózhuó qí huá  Zhīzǐ yú guī yí qí shìjiā
桃 之 夭 夭 灼 灼 其 华 之 子 于 归 宜 其 室 家
Táo zhī yāoyāo yǒufén qí shí  Zhīzǐ yú guī yí qí jiāshì
桃 之 夭 夭 有 蕡 其 実 之 子 于 归 宜 其 家 室
Táo zhī yāoyāo qíyè zhēnzhēn Zhīzǐ yú guī yí qí jiārén
桃 之 夭 夭 其 叶 蓁 蓁 之 子 于 归 宜 其 家 人

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Shījìng Guófēng Qínfēng Jiānjiā
『诗 経』 国 风・秦 风 蒹 葭
Jiānjiā cāngcāng báilù wèi shuāng  suǒwèi yīrén zài shuǐ yīfāng
蒹 葭 苍 苍 白 露 为 霜 所 谓 伊 人 在 水 一 方
Jiānjiā qīqī báilù wèi xī  suǒwèi yīrén zài shuǐ zhī méi
蒹 葭 萋 萋 白 露 未 晞 所 谓 伊 人 在 水 之 湄
Sùhuí cóng zhī dào zǔ qiě jī sù yóu cóng zhī wǎn zài shuǐzhōng chí
溯 洄 从 之 道 阻 且 跻 溯 游 从 之 宛 在 水 中 坻
Jiānjiā cǎicǎi báilù wèi yǐ suǒwèi yīrén zài shuǐ zhī sì
蒹 葭 采 采 白 露 未 已 所 谓 伊 人 在 水 之 涘
Sù huí cóng zhī dào zǔ qiě yòu sù yóu cóng zhī wǎn zài shuǐ zhōng zhǐ
溯 洄 从 之 道 阻 且 右 溯 游 从 之 宛 在 水 中 沚

Zài shuǐ yīfāng Dèng Lìjūn
在 水一 方 邓 丽 君(Teresa Teng)

上記、Youtube
語釈などは、愛の物語―詩経の新解釈を参考のこと

Gǔshī shíjiǔ shǒu zhī shíwǔ
古 诗 十 九 首 之 十 五

Shēngnián bùmǎn bǎi  cháng huái qiānsuì yōu  Zhòu duǎn kǔ yè cháng  hébù bǐng zhú yóu
生 年 不 满 百 常 懐 千 歳 忧 昼 短 苦 夜 长 何 不 秉 烛 游
Wéi lè dāng jí shí  hé néng dài láizī Yúzhě āixī fèi  dàn wéi hòushì chī
为 楽 当 及 时 何 能 待 来 兹 愚 者 哀 惜 费 但 为 后 世 嗤
Xiānrén Wángzǐ Qiáo nán kě yǔ děng qī
仙 人 王 子 乔 难 可 与 等 期

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Gǔ shī Shíjiǔ shǒu zhī yī
古 诗 十 九 首 之 一

Xíngxíng chóng xíngxíng yǔ jūn shēng biélí  Xiāngqù wàn yú lǐ gè zài tiān yī yá
行 行 重 行 行 与 君 生 别 离 相 去 万 余 里 各 在 天 一 涯
Dàolù zǔ qiě cháng, huìmiàn ān kězhī  Hú mǎ yī běifēng Yuè niǎo cháo nán zhī
道 路 阻 且 长 会 面 安 可 知 胡 马 依 北 风 越 鸟 巣 南 枝
Xiāngqù rì yǐ yuan yī dài rì yǐ huǎn  Fúyún bì bái rì yóuzǐ bùgù fǎn
相 去 日 已 远 衣 带 日 已 缓 浮 云 蔽 白 日 游 子 不 顾 反
Sī jūn lìng rén lǎo suì yuè hū yǐ wǎn  Qì juān wù fù dào nǔlì jiā cān fàn
思 君 令 人 老 歳 月 忽 已 晩 弃 捐 勿 复 道 努 力 加 餐 饭

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Gǔ shī shí jiǔ shǒu zhī shí sì
古 诗 十 九 首 之 十 四

Qù zhě rì yǐ shū  shēng zhě rì yǐ qīn  Chū guōmén zhíshì  dàn jiàn qiū yǔ fén
去 者 日 以 疎 生 者 日 以 亲 出 郭 门 直 视 但 见 丘 与 坟
Gǔ mù lí wéi tián  sōngbǎi cuī wéi xīn  Báiyáng duō bēi fēng  xiāoxiāo chóu shārén
古 墓 犂 为 田 松 柏 摧 为 薪 白 杨 多 悲 风 萧 萧 愁 杀 人
Sī huán gù lǐlǘ  yù guī dào wú yīn
思 还 故 里 闾 欲 帰 道 无 因

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日本人と漢詩(番外編2)ーこんなご時世だから(11)

◎海音寺潮五郎と詩経


海音寺潮五郎先生曰く
詩経邶風 擊鼓
擊鼓其鏜、踊躍用兵。
土國城漕、我獨南行。
從孫子仲、平陳與宋。
不我以歸、憂心有忡。
爰居爰處、爰喪其馬。
于以求之、于林之下。
死生契闊、與子成說。
執子之手、與子偕老。
于嗟闊兮、不我活兮。
于嗟洵兮、不我信兮。
兵のうたえる
どろろん どろろん
太鼓がひびく
訓練ぢやア、訓練ぢやア
いくさするちゆて
國中(くにぢゆう)支度
皆かり出されて城ぶしん
都ぢや壁つき、在郷(ざいご)ぢや砦
おいらひとりは兵士に召され
南の國にしよぴかれる
將軍さんは孫子仲
陳と宋とを仲よくさせて
その勢(せい)合わせて、鄭征伐ぢやとよ
いつもどさるることぢややら
だんまりべえで言うてはくれぬ
兵隊どもの心配は
少しも上にはひびかぬわ
傷つき、病(いた)づき、兵隊共は
あちらこちらでころころ死んだ
賴る黑馬(あを)さえどこぞへ逃げた
おらもやんがて死ぬであろ
おらがむくろをさがすなら
どこぞ林の草の下
女房よ、女房
昔お前と約束したな
死のが、生きよが、會ほが、別りよが
心がはりはしまいぞと
おらはお前の手をにぎり
老いの末まで添ひとげようと
かたい約束、おぼえてゐよう
この身になっては、その約束も
はかなく消えてしまうたわ
今は夫婦といふも名ばかり
こげいに遠くひきはなされた
何しに歸つて添ひとげられよ
ほんによほんに
あれほどかたい約束が
あだとなつたがかなしやな
海音寺潮五郎訳
ちなみに偕老は、かいろうどうけつ【偕老同穴】 の元になった言葉( http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/37270/m0u/ )